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誤読が多い場合 ご家庭でできる国語成績アップ法
「国語ができないのでどうしたら良いでしょう?」
と相談すると、
「本をたくさん読ませてください」
というお話が先生からあることが多いと思われます。たしかに国語力は読解量と比例するのですが、誤読の生じる原因によって対処法は異なります。
ここでは、誤読が多い主な原因を挙げ、その対処法となるトレーニングをご紹介します。このトレーニングをしながら、読解量を増やし、成績アップを実現してください。
原因1
文を一文単位で読んでいない。
対処法
日頃から音読をさせて、読み飛ばしがないようにするトレーニングをさせてください。地道な方法ですが、確実に成績アップに繋がります。
原因2
登場人物を自分に置き換えて、お話を勝手に作ってしまっている。
対処法
当教室では、誤読を防ぐために6点ほど注意点を教えていますが、どの進学塾に通っていても登場人物の性格・人物関係・年齢などを把握する方法論を習っているはずですので、ご家庭でもそのトレーニングを実践してみてください。
こちらも地道なトレーニングになりますが、1週に1文を読むとした場合、30週を超えたあたりから、成績アップの兆しが見られるようになるはずです。
原因3
説明文で意味の分からない言葉があった場合、その具体的な内容を捉えずに読み進めてしまう。
対処法
国語の学習において、語彙の増強を図るのは当然ですが、本文には「個人言語」と呼ばれるものも登場してきます。そこで、言葉の意味を類推する力が必要になります。具体的な方策として、当教室では5点ほど注意するよう指導していますが、ここではそれらのうち2点ほどご紹介します。
1.漢字の意味から類推する
2.抽象・具体を駆使して見当をつける
ここに挙げた2点だけでも、相当な効果が得られますので、「意味が分からないから・・・」と読み飛ばしてしまう癖を改善して、成績アップに繋げてください。